担当:高橋
カルプ文字と同列にされるチャンネル文字の仕様や価格、デザインを解説します。参考になれば幸いです。
目次
チャンネル文字とは?
チャンネル文字とはカルプ文字と同列に「箱文字」や「立体文字」とカテゴリー分けされています。
イメージとしては「立体的な文字を看板に使用したい場合」に使うというような感じです。耐久性もバッチリで腐食にも強い看板です。下記に仕様を画像でまとめましたのでイメージをつかんでいただければと思います。
チャンネル文字の型の種類
チャンネル文字の表面仕上げの3つの種類
チャンネル文字の細かな表面仕上げの種類
ステンレスHL
金属素材に一方向の線状傷を無数に付けることによって仕上げる方法。光の当り方で異なる表情を持つ独特な光沢があり人気。SUSチタンゴールド磨き
ステンレスチタンゴールドを研磨剤を用いて平滑に加工処理し鏡のように光沢のある表面に仕上げます。SUSバイブレーション
表面のステンレスをらせん状に磨き傷をつけることで、光を吸い込む柔らかい表情に変える。SUSビーズブラスト
極細粉粒状のガラス球を吹き付けて仕上げる一種のつや消し加工で、表面は丸みを持った凸凹になり、手垢等による汚れも比較的に拭き取りやすいのが長所です。SUSホワイトブロンズ
ステンレスHLにクリア塗装をする仕上げになります。表面のツヤを出したい時の仕上げになります。ステンレス磨き
ステンレスを研磨剤を用いて平滑に加工処理し鏡のように光沢のある表面に仕上げます。SUS梨地ブラック
素材を黒に塗装し表面をざらつき感のある仕上げにしあげます。果実の梨の表面に似た風合い。SUS梨地ホワイトブロンズ
SUS梨地生地にクリア塗装をする仕上げになります。表面のツヤを出したい時の仕上げになります。SUS梨地生地
表面をざらつき感のある仕上げにしたもの。果実の梨の表面に似た風合い。SUS梨地緑錆発色塗装
緑青が生じた様な模様を塗装で表現し、表面をざらつき感のある仕上げにしたもの。果実の梨の表面に似た風合い。真鍮ヘアライン
真鍮を使用することで使い込んでいくうちに光沢が落ち、渋みが出てくるため徐々に風情が出る。真鍮ビーズブラスト
真鍮に極細粉粒状のガラス球を吹き付けることで丸みを持った凸凹になり、手垢等による汚れも比較的に拭き取りやすいです。梨地硫化燻し
硫化燻しにすることでアンティークな趣と質感、深みを出し、さらに梨地で渋みが増します。硫化燻し
塩化させて感光により黒みを生んで古びた味わいを持たせる技法で、アンティークな趣と質感に深みが醸し出される仕上げ。しゃく銅ブロンズ
ブロンズを薬品で強制的に錆びさせて風合いをだしています。 重厚さやアンティークを感じ歳月を経る事で風格を高めます。ブラックブロンズ
しゃく銅ブロンズよりさらに黒く染めた仕上げです。銅ブロンズ
新品の10円玉のような色合いで時を重ねるごとに深みを増す表情が現れます。梨地しゃく銅ブロンズ
しゃく銅色のブロンズを表面をざらつき感のある梨地に仕上げます。梨地銅ブロンズ
銅ブロンズを表面にざらつき感のある梨地に仕上げます。塗装仕上げ
ご指定の色(DIC・日塗工等)にて塗装処理を致します。参考文献・出典:切り文字専門サイト看板マート
MEMO
チャンネル文字の高級感は群を抜いています。信頼感や洗練された印象を与えるので、会社やクリニック、サロンなどの業種に多く使われています。チャンネル文字の価格
基本的な平型のチャンネル文字で鏡面orヘアライン仕上げですと、文字高300mmで厚みが30mmで一文字およそ¥10,000~です。表面仕上げの種類によって、都度見積もりとなります。
文字自体の後ろを照らすバックライト式や文字の正面から照らす正面発光、側面発光を付属するかどうかでも価格は変動します。一文字の文字高300mmで厚みが30mm想定でおよそ¥20,000~前後が加算されます。
注意
チャンネル文字は種類も多く非常に概算が難しい看板です。金属の仕上げ方法も細かくあるのでご希望の方法を見つけてから見積もりすると良いでしょう。チャンネル文字のデザイン例
お米屋さん
出典:サインズメディア
担当:高橋
壁面部分にアイアンワーク素材(鉄を叩いたような表面仕上げ)を用いています。ずっしりとした看板の存在感が代々伝わるお米屋さんとマッチしていますね。
携帯会社
出典:サインズメディア
担当:高橋
バックライトチャンネル文字の存在感と高級感はさすがです。非常に美しい印象を与えてくれますね。
製造会社
出典:サインズメディア
担当:高橋
表面はマットな質感になっており会社の信頼度をグッと増してくれています。
まとめ
仕様に関してかなり種類が多く、混乱された方も多いと思いますが考え方としては平型の光らないタイプで30センチぐらいだと一万円ぐらいと理解していれば見積もりも依頼しやすいでしょう。
注意
チャンネル文字等の専門店ですと取り付けまで行っていない場合が多いですので、取り付け施工までお願いしたい場合、看板屋さんにお願いすると便利です。
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